EMO後半戦

ドイツは日本に比べ、既に秋の季節が漂っておりました。
山の葉は黄色や紅色に変わっており、朝晩はジャンパーが必要なぐらい冷え込んでおりました。

ドイツらしい製品がありました。
<ボール盤> 以上 <NCフライス盤>未満の機械を発見しました。
NCはメーカーオリジナルの対話型でした。
ざっくり価格を聞いたところ、日本円で1,000万円弱…。
この価格でしたら、黄色いメーカーや青いメーカーの30番機を買うだろうなと思いながら見てしまいました…。
ですが、ドイツ製ですので、私が知らない高機能があるはず!!…と思うことにし、会場内を進みます。

我が日本国の研削盤メーカーの王者『岡本工作機械製作所』が世界の研削盤メーカー王者である『UNITED GRINDING』の隣で奮闘しておりました!!
最近の岡本はかっこいいデザインです。

しかし、やはりSTUDERのデザインはシンプルですが、かっこいいです。
こちらはEMOで世界初披露となる新型機になります。

あのTHKがまさかのEVを展示しておりました。
機械よりも熱心に車の説明を聞き入りました。
EV自体(車体)は買い物で、ガワをTHKがデザインしたとのことです。
なぜTHKがEVか!?
EVそのものではなく、ボールねじを使ったショックアブソーバーを開発し、自動車メーカーに売り込むとの事でした。
今後、この車体を日本に持ち帰り、ナンバーを取得し、公道でテストを行うとの事です。
しかしながら、個人的にこのデザイン好きです。

いつも以上にオシャレなFANUC!!

8月に5年ぶりのフルモデルチェンジを発表し、9月より受注開始となった新型ロボドリルの実機を見ることができました。
まずは、機種名の意味から
ドリルの『D』、前モデルがBですので次を表す『C』、輸出に認可が必要な5軸制御可能なNCを積んでいる事が一発で分かるセキュリティの『S』との事です。

見た目はほぼ変わっておりませんが、熱変位を考慮した新機械構造、切粉処理を改善する新型カバー、NCは変わっていませんが、実はサーボアンプは変わったハイテク機です。
新型機は標準型、ストローク延長型の2種類のみ、ショート版とY軸延長型は旧モデルを併売して対応するとの事です。
受注は受け付けておりますが、デリバリーは年明け以降になる見込みとの事です。
当社も、もちろん取り扱っておりますので、気になる方はお問合せ下さい!!

圧倒的なスケールを誇ったDMG森精機で、機械以上に目を引いたのがコチラ↓です。

森精機がアパレル進出か!?

非常にオシャレなブティックをオープンさせておりました。

森精機の考える事は色んな意味で独創的でユニークです。

3日間の展示会視察もあっという間に終わりを迎えました。

次回は、恒例の旅で何を食べたかをご紹介いたします!!

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