リアル欧州メシ 3日目New!!
早くもドイツ3日目です。楽しい時は、時間があっという間に過ぎていきます…。 デジャブかと思うぐらいの、昨日とほぼ同じ朝食。 唯一、前日からの変更点は、スクランブルエッグではなく、目玉焼きを作ってもらいました。黄身が半熟で完璧な焼き具合でした。 この日はチェックアウトし、荷物と共に展示会場へ向かいます。 この日もハノーファーは快晴でした。 お昼は展示会場内のハンバーガーショップへ。とても美味しかったですが、このセットで約4,500円…。展示会場価格とは言え、お高級バーガーです。 ドイツらしいと感じたのが、コカ・コーラよりビールの方が値段が安い点です…。 お昼ご飯を食べ、最後に機械ブースを見て、フランクフルトへ移動です。約3時間のドライブです。 最終日はフランクフルト中央駅前のホテルに宿泊いたします。フランクフルトは雨で気温も低かったです。 そんな中で、最終日の夕食は!! 中華になりました!!店名はマレーシア料理との事でしたが、メニューはほぼ中華でした。冷えた体にワンタンスープが沁みました。 空腹でがっついて食べていた為、途中から写真を撮る事を忘れてしまいました…。とても美味でした。 次回は、最終日<帰国編>です。
リアル欧州メシ 2日目New!!
展示会が開催されている場所はハノーファー(ドイツ語)(英語ではハノーバー)ですが、EMO期間中はホテル料金が恐ろしく高騰しており、我々はハノーファーより車で約40分に位置するブラウンシュワイクという街に宿を取りました。欧州らしい街並みをした非常にキレイな街でした。 右のオレンジ色の屋根の建物が今回宿泊したホテルです。では、2日目の食事をご紹介します。 欧州のホテルの朝食はシンプルな印象でしたが、こちらのホテルもやはりシンプルでした。しかし、コーヒーポット、卵料理(スクランブルエッグ or 目玉焼き)を個別にサービスしてくれる点は非常に良かったです。 いっぱい食べて、展示会場へ行きます!! お昼は展示会場内のピザレストランでミックスピザを頂きました。 この日は閉会時間の18時までイタリアメーカーと熱い商談を行い、ホテルへ帰ります。 この日の夜は、熱い商談をしたイタリアメーカーに敬意を表し、イタリアンレストランに行きました。 非常にオシャレなお店でした。 こちらのお通しが非常に美味でした。 牛肉のカルパッチョ。 からの、ラザニア。 こちらはメインの豚肉になります。全て、とても美味しかったです。 太ってみえますが、ビールで一時的にお腹が膨れているだけです。 では、次回に続きます!!
リアル欧州メシ 1日目
恒例の青木の出張中の食事をご紹介いたします!! まずは行きの成田空港にて。 中国国際航空/成田 → 北京の機内食。このハンバーグが非常に美味でボリューミーでした。 北京での乗り継ぎ待ち時間。ビールとフライドポテト。 中国国際航空/北京 → フランクフルトの機内食①夜中4時で、何ご飯か分からない状況ですが、デブは出された食事は頂きます。 中国国際航空/北京 → フランクフルトの機内食②到着2時間前、ドイツ時間では朝食になります。クロワッサン、ソーセージが想像以上に美味しかったです。 ドイツ一発目の食事は、ハノーファーへ向かう高速道路沿いにあったマクドナルドでした。安定の美味しさでしたが、このセットで日本円で約2,000円。早速、物価の違いを感じました。 1日目の夜はもちろん、ドイツビールが飲めるビアホールへ!!もちろん、大ジョッキ(1L)を注文しました!!感動して目を閉じてしまっております…。 これまた、ドイツ名物のアイスバイン!!ここでは揚げてありました。日本ではお行儀が悪いと怒られそうな盛り付けで登場です。感覚的には1kg以上あるのではと感じました。 もちろんソーセージも注文しました。しかしながら、豚肉が大きすぎて、既にお腹いっぱい…。デブは目が欲しいだけで、ついつい頼み過ぎてしまいます…。お腹いっぱいでしたが、ソーセージはもちろん、このスープが美味でした。 2日目の食事は次回ご紹介いたします!!
EMO後半戦
ドイツは日本に比べ、既に秋の季節が漂っておりました。山の葉は黄色や紅色に変わっており、朝晩はジャンパーが必要なぐらい冷え込んでおりました。 ドイツらしい製品がありました。<ボール盤> 以上 <NCフライス盤>未満の機械を発見しました。NCはメーカーオリジナルの対話型でした。ざっくり価格を聞いたところ、日本円で1,000万円弱…。この価格でしたら、黄色いメーカーや青いメーカーの30番機を買うだろうなと思いながら見てしまいました…。ですが、ドイツ製ですので、私が知らない高機能があるはず!!…と思うことにし、会場内を進みます。 我が日本国の研削盤メーカーの王者『岡本工作機械製作所』が世界の研削盤メーカー王者である『UNITED GRINDING』の隣で奮闘しておりました!!最近の岡本はかっこいいデザインです。 しかし、やはりSTUDERのデザインはシンプルですが、かっこいいです。こちらはEMOで世界初披露となる新型機になります。 あのTHKがまさかのEVを展示しておりました。機械よりも熱心に車の説明を聞き入りました。EV自体(車体)は買い物で、ガワをTHKがデザインしたとのことです。なぜTHKがEVか!?EVそのものではなく、ボールねじを使ったショックアブソーバーを開発し、自動車メーカーに売り込むとの事でした。今後、この車体を日本に持ち帰り、ナンバーを取得し、公道でテストを行うとの事です。しかしながら、個人的にこのデザイン好きです。 いつも以上にオシャレなFANUC!! 8月に5年ぶりのフルモデルチェンジを発表し、9月より受注開始となった新型ロボドリルの実機を見ることができました。まずは、機種名の意味からドリルの『D』、前モデルがBですので次を表す『C』、輸出に認可が必要な5軸制御可能なNCを積んでいる事が一発で分かるセキュリティの『S』との事です。 見た目はほぼ変わっておりませんが、熱変位を考慮した新機械構造、切粉処理を改善する新型カバー、NCは変わっていませんが、実はサーボアンプは変わったハイテク機です。新型機は標準型、ストローク延長型の2種類のみ、ショート版とY軸延長型は旧モデルを併売して対応するとの事です。受注は受け付けておりますが、デリバリーは年明け以降になる見込みとの事です。当社も、もちろん取り扱っておりますので、気になる方はお問合せ下さい!! 圧倒的なスケールを誇ったDMG森精機で、機械以上に目を引いたのがコチラ↓です。 森精機がアパレル進出か!? 非常にオシャレなブティックをオープンさせておりました。 森精機の考える事は色んな意味で独創的でユニークです。 3日間の展示会視察もあっという間に終わりを迎えました。 次回は、恒例の旅で何を食べたかをご紹介いたします!!
やってきました!!ヨーロッパ!!
はい、今回の目的地はEMOショーでした!!4月のCIMT(北京)に続き、今回も小千谷市の超高精度スピンドルメーカーのエヌ・エス・エス㈱様からのお仕事でEMO視察に同行させて頂いております。EMOは2015年以来、3回目の参加です。前回(2015年)はイタリア・ミラノ開催で、その時はエヌ・エス・エス㈱/中町社長と来場しました。あれから10年、時が経つのは早いです。 DMG森精機は地元開催ということで、毎回1館まるごとを借り切っての展示が恒例となっており、今回もそのスケールは圧倒的でした。 マザックはいつもと違うカラーリングでした。 オークマの隣には今、話題のDN SOLUTIONS(韓国、旧社名Doosan)がブースを構えておりました。 初日は来場者数が少なく、2日目、3日目と人出が増え、3日目をピークに最終日の5日目はガラガラになることが通例との事で、初日は閑散としておりました。特に現在、ドイツの景気は最悪との事で、その影響もあり、展示スペースは前回の約半分、心なしか各メーカーの装飾も質素に感じました。また、大型機の展示が非常に少なく、各社出展コストを削っているのかと感じました。 色が付いているビルが今回の展示スペースです。色なし(未使用)が目立ちます。 EMOの会場は一つの街のようになっており、広大な敷地内に複数のビルが立ち並んでいます。敷地内を巡回バスが走っており、スケールの大きさを感じます。ちなみにEMOはフランス語の<Exposition Mondiale de la Machine Outil>(世界工作機械展)の略称です。ですので、EMOショーは厳密には正しくなく、EMOだけでショーの意味が含まれております。 展示内容としては、複合機、自動化パッケージがほとんどでした。欧州は工程集約の文化が強いこと、日本以上に熟練工不足が深刻で、機械に頼らざるを得ない状況が影響している為と考えられます。 我が社取り扱いのTAKUMI(米国メーカー、台湾製造)も立派なブースを構えておりました!! 1日目はお昼過ぎに着き、あっという間に5時を過ぎ、日本からの移動⇒直展示会の疲れを感じない非常に充実した1日となりました。 今夜はお楽しみのドイツビールを飲みに行きます!!
今回の出張先は…
こんにちは!!長らく更新をサボってしまい、申し訳ございませんでした。今回の海外出張についてレポートいたします!! 成田空港からスタートです!! 今回は… 北京からの… フランクフルト(ドイツ)に行きます!! 搭乗前に、旅の無事を祈る儀式を執り行いました。儀式に集中しすぎてしまい、搭乗の最終案内の中、ゲートまで小走りで向かうハメになりました…。笑 北京まで約4時間のフライト、満席でした。北京では約3時間の乗継時間があり、空港内をブラブラしていると、我がシカゴのビール『GOOSE ISLAND』を発見!!最近、日本でもチラホラ見るこのお店が北京にもありました。迷わず、入店いたしました。 夜中2時のビールもまた旨しです。 もちろんデブの主食であるフライドポテトは必食です。 という間に次のフライトの時間になり、ゲートへ向かいます。 フランクフルト行きも満席でした!!今回、利用した中国国際航空はロシア上空を飛ぶので、他の西側航空会社より3時間程フライト時間が短くなっております。空路のほぼほぼがロシア上空でした。笑 無事にドイツに到着!!ドイツは喫煙所もオシャレです。私は吸わないので、中には入りませんが…。笑 今回はレンタカーを借りての移動になります!!予算、オートマ確約で予約を取った関係でドイツですが、フォード車となりました。個人的にはこの車、サイコーでした。スポーティーなハンドリング、静粛性、車内空間すべてにおいて文句のつけどころがありませんでした。これからアウトバーンを爆走します!!笑 アウトバーンでは、走行車線で130~140km/h、追い越し車線の車は160~180km/hが一般的な速度との印象を受けました。速度無制限ゾーン、130km/hソーン、120km/hゾーン、100km/hゾーン、80km/hゾーンと区間により細かく制限されており、皆きちんと速度を守って運転しておりました。 目的地までは約3時間半のドライブです。 目的地は次の投稿で発表いたします!!
CIMT2025 その1
日本ではもちろん、アメリカでも見たことがない中国メーカーが数多く展示されており、中国工作機械業界の大きさを感じました。 本展示会では5軸加工機やギア加工機(切削、研削)の展示が目立ち、また、広い展示会場を活かした大型機の展示も多かったです。機械に『AI』が搭載されているとの広告が張られいる展示機が多く、トレンドを取り入れている印象を受けました。 また、工作機械部品のサプライチェーンも構築されており、各部品・ユニットメーカーが多く展示しておりました。中でも中国製NCメーカーは確認できただけでも7社が出展しておりました。しかしながら、展示機のほとんどがファナック、三菱、シーメンス、ハイデンハインを搭載しており、発展途上であることが伺えました。 次回の展示会で中国製NCがどこまで普及しているかが気になります。
今回の出張先は!?
今回の出張先は…、日本より約3時間。 中国・北京に来ました!! 今回は新潟県小千谷市にございます超精密スピンドルメーカーの『エヌ・エス・エス株式会社』様(以後、NSS様と省略)からのお仕事で世界4大工作機械見本市の一つ、CIMT(CHINA INTERNATIONAL MACHINE TOOL SHOW)で展示ブースにて来場者のご対応をいたしました。 NSS様が急遽、同展示会に工作機械向けスピンドルを出展することになり、英語通訳及び来場者への対応係として派遣依頼を頂き、4月20日~27日まで出張いたしました。 NSS様の展示会用ユニフォームを着用して接客をいたしました。
TAKUMI社訪問
TIMTOS2025終了後の2025年3月10日に台湾を代表するマシニングセンタメーカーの一つであるTAKUMI社に訪問いたしました。 まずは新幹線で台北⇒台中へ移動。 台中駅からローカル線に乗り換え、約50分。最寄り駅に到着、そこからはタクシーで10分程移動です。 そして、ついに到着しました!! TAKUMI社概要 1988年、日本のあるメーカーのOEMとして誕生。その経緯からTAKUMI(匠)という社名になりました。従業員数は110名。生産品目は立・横・立形5軸マシニングセンタ、グラファイト加工機であり、精度を第一にボリュームは追わず月産30台を製造。 鴻海(FOXCONN)グループに15年間で3,000台以上の納入実績有り。主な販売地域は米国、欧州ですが、近年はインド市場への販売も増加しているとの事。日本、欧州メーカーからOEM供給の依頼を受けているが、TAKUMI社は自社ブランドでの販売にこだわり、現在も断り続けているとの事。当社が訪問した翌日にもイタリアの工作機械メーカーがOEM供給要請の為に来社予定と聞きました。 ホットな話題として、日本でも販売強化を狙う中国EVメーカーより、グラファイト加工機300台の引合いがあるとの事です。 当社も微力ですが、日本で同社製品をPRしていきたいと思います。 帰りは台湾の海岸線をローカル列車に揺られ2時間半かけて台北へ戻りました。 台北への道中、台湾TAKISAWAの工場が見えました。見えづらいですが、画像の左奥です。
2025年3月 台湾出張 2日目
今回の台湾出張の目的は台湾最大級の工作機械見本市であるTIMTOS2025視察と当社が取り扱いを開始した台湾工作機械メーカー『TAKUMI』社訪問です。 下記、TIMTOSの概要です。 名称:TIMTOS (Taipei International Machine Tool Show)開催時期:2年に1回、奇数年の3月に開催。開催場所:台北/台湾来場者数:30,058人(2025年)、45,307人(2023年)特徴:台湾工作機械メーカーを中心にローカル色の強い展示会。 展示会は2会場に分かれており、まずは工具が展示されているTWTC(台北世界貿易センター)に行きました。こちらは台北101の横にあり、ホテルからは地下鉄で3駅6分で着きました。 工具館からメイン会場の南港まではシャトルバスが出ており、片道30分程です。 こちらがメイン会場となり、こちらと同じ規模のビルが向かい合い、2つのビルそれぞれの1F/4Fの合計4フロアが展示会場となっております。 到着して会場内を回りだし、ある台湾メーカーの看板を目にし、古巣の米国会社が取り扱っていたなと思った瞬間、まさかの光景を目にしました。 米国時代の同僚とお世話になったディーラーの社長がいる!! この後はお2人と2日間一緒に展示会を回らせて頂きました。お2人は台湾メーカーに対して顔が広く、色々と紹介して頂けました。 今回の展示会で非常に興味を持ったメーカーが上記の『TOPWORK』です。米国時代にお付き合いのあった円筒研削盤メーカー『PALMARY』のイザベルさんに会いに行ったところ、昨年、同じ台湾の工具研削盤メーカー『TOPWORK』を買収し、現在はTOPWORKの営業責任者として出向しているとの事で、製品を説明してもらいました。ドイツ・シュッテも採用している工具研削ソフトのフランス製NC『numroto』を採用するこだわりっぷりです。 PALMARYは日本で既に代理店がある為、取扱は出来ないですが、TOPWORKは日本での取扱業者がいない為、チャンスと考えております。 対話型で簡単にプログラム作成が可能で、幅広いユーザーへ刺さると考えております。もちろん日本語対応です!! 今回のTIMTOSで目に付いた機械が上のタイプです。一見普通の立形研削盤に見えますが、横軸の研削主軸もついており、立形+ロータリー研削盤となっております。このタイプの機械を数社のメーカーが展示しており、トレンドを感じました。 台湾最大の工作機械メーカーグループでTTグループ(東台精機)もブース。 フロントカバーに機械の状況が表示される工夫がされており、ナイスアイデアだなと感じました。さすが台湾のトップグループの機械です。また、台湾では業界再編が進んでいるなと感じました。TTグループ傘下には6社あり、その他にもメーカー間での合併によるグループ化が目立ちました。 全ての台湾メーカーの品質が素晴らしいとは思いませんが、上位メーカーの品質は素晴らしく、安いから良いではなく、この品質でこの価格!?との認識に変えるべきだと強く感じました。TIMTOS会場を歩いていると、台湾メーカーのあくなき探求心、商魂、チャレンジ精神がひしひしと感じられます。彼らのハングリー精神が世界でマーケットシェアを伸ばしている最大の要因だと考えます。我々も見習わなければと強く思います。